肩こりと四十肩(五十肩)の違いとは?

からだ雑談

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同じ肩に痛みを伴う症状ですが

肩こりと四十肩(五十肩)は違います。

 

肩こりとは

肩が重い・だるい

というのが主な症状で

 

偏った姿勢や不自然な姿勢を

続けることで

首や肩の筋肉が疲労して

循環が悪くなり

老廃物がたまった状態です。

 

老廃物がたまり続けると

さらに筋肉が固くなるので

慢性的になり

肩の重さ・だるさだけでなく

痛みも伴う場合もあります。

 

四十肩(五十肩)とは

正式には「肩関節周囲炎」といい

急に痛みがではじめ

肩を動かすと

激しい痛みが出ます。

 

原因ははっきりしていませんが

加齢により肩関節周辺の

関節・靭帯・骨などが変化し

摩擦を起こして

炎症が起きていると

考えられています。

 

痛みが強くなると

肩の可動域が狭くなり

しびれなどを伴うこともあります。

 

左右同時になることは少ないですが

右が治ったら左が痛くなる

というケースが多いです。

 

このように

肩こりと四十肩(五十肩)は

違った原因で起こる症状なので

予防法や治療方法が違います。

 

肩こりは

肩関節周辺の循環を

良くすればいいので

肩・首などのマッサージや

肩を回すなどの運動が

効果的です。

 

四十肩(五十肩)は

急性期は特に痛みが強く

炎症が起きているので

痛い動きはなるべく避け

動かせる範囲で動かし

インナーの筋肉を鍛えるのも

効果的です。

 

痛いからといって

動かさないでいると

関節が固くなり

痛みがなくなった後で

可動域が元の状態に

戻らない場合があります。

肩こり・四十肩(五十肩)

それぞれ適切な処置をして

早めに回復できるようにしましょう。